あらゆる産業のイノベーションをサポートする
自動車・二輪・産業機械向けに、M6~M22・最大250mmまで対応する
精密ボルトを製造しています。
繋ぐ、結ぶ、支える。全ての構造物にネジは欠かせません。
躍進し続ける日本の技術とともに、ネジもまた常に技術革新しています。
たった1本のわずか数ミリのネジに込められた創意工夫。
新たな、そして豊かな発想は、先達から連綿と受け継いだ技術の蓄積から生まれます。
先端技術は確かな実績を重ねることから生まれる、そう私たちは信じています。
技術力
TECHNOLOGY
● 強さと軽さを両立させる
製品の軽量化を実現させると共に堅牢を保証するための挑戦。
究極は、人間の生命を支え得るネジ造り。安全を担うために、製品は素材をどのように生かすべきかが問われます。
100年を数える長い実績は、あらゆる素材に対する知識の蓄積。
熟練の技とともに、大川螺子には技術開発の基盤があります。
● 先端技術の一翼を担う
日本のリーディング産業を支えてきた自信、そして自負。
1924年、航空機用精密ネジの製造から始まった大川螺子。
以後、オートバイ・自動車・弱電機産業と、日本の先端産業とともに歩んできました。
層の厚い技術屋集団は、どのようなご要望にもお応えいたします。
大量生産はもちろん、多品種少量生産もまた、大川螺子の自信です。
● 高強度を生む、鍛造と熱処理
大川螺子の強さの源泉は「鍛造 × 熱処理」の掛け合わせです。
鍛造では、素材の流れ(鍛流線)を乱さずに内部強度を最大化。
高荷重がかかる環境下でも変形しない、強靭なボルトを生み出します。
また、自社内に熱処理設備を保有し、強度区分 9.8 ~ 12.9 の高強度ボルト製造に対応。
加熱温度・保持時間・冷却条件を精密に制御することで、目的の組織と特性を作り込みます。
さらに、非調質鋼を使用した強度区分 6.8~8.8 のボルト製造にも対応。
約50年の量産ノウハウにより、軽量化・コスト低減・安定生産を実現し、多くのお客様から高い評価をいただいています。
● 高精度を支える金型技術
当社では、製品特性に合わせて金型の設計・製作・調整を自社で行っています。
金型を自社で最適化することで、安定した寸法精度と生産品質を実現しています。
専用金型の内製化により、複雑形状部品や高強度部品にも柔軟に対応できます。
品質管理体制
QUALITY
● 対応鋼種 / 強度区分
用途に応じて最適な材料選定と熱処理条件を設計し、 高強度・高耐久を求められる分野へ安定した品質を供給しています。
| 区分 | 強度 | 鋼種名 | 特長 |
|---|---|---|---|
| 炭素鋼 | 4T〜7T / 4.8〜8.8 | SWCH10R / SWCH12A / SWCH25K / SWCH35K / SWCH45K | - |
| 非調質鋼 | 7T〜9T / 8.8〜9.8 | LH75 / LH85 | 硬度バラツキが少ない / 調質不要 / 曲がり矯正不要 / 疲労強度に優れる |
| 合金鋼 | 10.9 / 12.9 | SCM435 / SCR440 | - |
| ボロン鋼 | 9T / 9.8 / 10.9 | MnB123H / 10B28-M | - |
自動車のエンジン・足回り・二輪など、厳しい環境下でも耐久性を発揮する 高強度ボルトの量産が可能です。
● 表面処理への対応
使用環境に合わせた最適な表面処理をご提案します。
耐食性・疲労強度・摩擦係数の安定化により、製品性能を最大限に引き出します。
| 種類 | 名称 | 用途 / 特長 |
|---|---|---|
| 表面処理 (外製) |
亜鉛メッキ(白 / 黒) | 耐食性向上 / 量産安定性に優れる |
| 亜鉛ニッケルメッキ | 耐熱性・耐腐食性に優れる | |
| 無電解ニッケルメッキ | 均一な膜厚 / 精度が求められる部品に適用 | |
| クロムメッキ | 耐摩耗性 / 表面硬度向上 | |
| ジオメット | 高耐食 / 耐熱環境向け | |
| 摩擦安定剤 | トルカー / ネオトルカー / メソトルカー | 締結時の摩擦係数を安定させ、軸力バラツキを抑制 |
表面処理仕様につきましても、用途・要求特性に合わせた最適設計が可能です。
● 数値で保証する品質
原材料受入から最終検査まで、ISO9001 / ISO14001 に基づく品質保証体制を構築。
各工程での測定データ管理と分析により、安定した品質供給を実現しています。
製品品質を決めるのは“見えない部分”。
数値による評価と検証を徹底し、信頼性の高い製品を提供しています。
製造設備
EQUIPMENT
● 社内一貫体制で完結
冷間鍛造・ねじ転造・熱処理・検査まで、社内一貫体制で完結できる生産環境を構築。
多品種少量から量産まで、用途に応じた最適な製造方法を提案し、高強度ボルトを安定して提供できる体制を整えています。
鍛造 × 熱処理 × 品質保証の三位一体により、強度・耐久性・軽量化・コストのバランスを最適化。
自動車・二輪分野における安全性確保に貢献しています。
※設備台数の詳細は、「設備紹介」ページをご覧ください。